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治療後、確実なメインテナンスが重要です。

治療後、確実なメインテナンスが重要です。

お口の中の組織は、なかなか再生しません。歯は、当然のことですが、歯ぐきや歯を支えている骨もなかなか再生させるのは、難しいのです。もちろん、現在では、ごく初期の虫歯は、再生(再石灰化)するといわれていますが、それは、見た目では虫歯には見えない状態です。
また、悪くなった状態を治療する場合の費用は、悪くならないように予防する費用より高額です。
つまり、悪くならないようにすること、つまり、予防・メインテナンスは、とても重要で、必要なことなのです。
現代の技術の粋を集めた飛行機も毎日のように定期点検を行っています。同じく毎日食事のたびに負担をかけているお口を、専門家によって定期点検しないと、その状態を維持することが難しいとおわかりだと思います。

定期的なメインテナンスを行うと異常を早期発見でき、治療後のよりよい状態をより長く持続させることが出来ます。
特別な自覚症状がない時にわざわざ予約を取って来院するのは面倒だと感じられるかもしれません。ですが、少なくとも半年に一度のメインテナンスで、異常を未然に防ぎながらよりよい状態を維持すること、それが無駄のない歯科医院の利用方法です。

治療別メインテナンス

インプラントのメインテナンス
インプラントが、一度、骨と固く結合したら、なかなか悪くなりません。しかし、適切な手入れを怠ると、インプラントの周囲の歯ぐきが腫れ、インプラントを支えている骨がとけるインプラント周囲炎が、生じます。つまりインプラントは、天然歯の歯槽膿漏と同じような状態になり、結果的にインプラントを失ってしまいます。インプラント治療をした周辺の組織は、免疫力が弱いので、天然の歯を同じように、十分な清掃が必要です。定期的にメインテナンスすることで炎症を未然に防ぐことができます。 インプラントをより長く使用するために、定期的なメインテナンスで、クリーニングや噛み合わせのチェック、治療経過の把握、正しいセルフケアの指導をすることが必要なのです。 インプラントは自費治療のため、メインテンスも自費治療になります。患者様の負担をできるだけ少なくするために、当医院は安価な費用(1回1本500円)に設定しています。保険制度の中でのインプラント治療をご理解いただき、定期的なメインテナンスをお願いします。
審美治療のメインテナンス
審美治療に使用されるセラミック(ポーセレン)は、陶器と同じです。汚れもつきにくく、変色もありません。長く使用できる優れた材料です。しかし、すべての治療は、ご本人の歯に接着しているため、その自分の歯が悪くなると、セラミックの安定もおびやかされます。
セラミックはつるつるしていて汚れにくいため、歯磨きを短時間ですませてしまうなど、その材料の利点を過信しがちです。歯と歯の間や歯茎の境目など、時間がかかる部分もあるので、注意は天然歯と同様です。
また、天然歯はミクロのレベルではでこぼこしているので、日常飲食での着色物質により、黄ばんできてしまいます。特にホワイトニングをした後は、定期的なPMTC(歯面研磨)により、着色物質を定着させないようにすることが、大切です。
定期的なメインテナンスにより、磨き残しのある部分を確認したり、着色をとりさることにより、美しい状態を長く保ちましょう。
かみ合わせ治療のメインテナンス
かみ合わせは、少しずつ変化していきます。できるだけ、安定した状態を確認した後、最終治療に進むことにしていますが、それでもかみ合わせの変化は起こるものです。自覚できない小さな変化を早期に発見し微調整することにより、問題の表面化を避けることができます。
定期的なメインテナンスは、そんな自覚できない潜在している問題の早期発見につながりますので、違和感がなくても、定期的にチェックすることはとても重要です。

メインテナンスの流れ

診察
現在の状態をチェックします。
治療直後の状態と比べながら、天然歯やインプラント、クラウンに異常が出ていないかを、かみ合わせなども含めて調べます。
クリーニング
普段の歯磨きで取りきれないバイオフィルムを取り除きます。
また、歯磨きが不十分な方には、正しいセルフケアの方法を指導します。
必要があれば、歯の表面を専用の機械で、つややかに磨きます。これは、新しく汚れや細菌が付着するのを防いでくれます。
次回定期検診へ
3ヶ月~半年に1度のペースで定期検診をお願いしています。
よい状態を保つためには、患者さまの協力が必要です。